ここで問題の所在についてもまとめてみる。
- 対象が還流CDであるなら、法律を起こすならまず徹底した議論が必要。
ところが最初に議論している所で、メンバー利益団体の代表ばっかりじゃない?
『OTO-NETA(20040217)』http://openscrap.net/oto/log/000564.html
- 対象が(同上)、法規に明文化する必要がある。
実際には口約束や付帯決議があるという逃げ口上で、絶対法文化しようとしていない。
付帯決議による見直しなんて行われると信用できますか?冗談でも私は言えない。
そこにはちゃんと、還流CDだけじゃなくてアメリカ等からの並行輸入も徹底的に排除すると
明文化されている。文化庁が隠していたわけも頷けるね。
『日米租税条約(略』http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/sy160330.htm
今レコード会社って外国出資のが多いんだけれど、ここで輸入CDについて日本プレス盤だけを
消費者に買わせると、ライセンスについて日本の税金は掛からなくなるのね。要するに利益は
全部アメリカに持ってかれちゃう訳。まあ何らかのバックマージンが日本に流れてくるんだけど。
- 何より日本でプレスしたCCCDだけを買わされることになる。
CCCDが如何にどうしようもない代物か、ご存知ない方もいるかもしれないねぇ。リンク。
『CCCDリンク集』http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/link/cccdlink.htm
どれほど技術的に危ないものか、音質的にも論外なのか、ちょっと読んでみてほしい。
それと、音質面に「全く問題がない」と言い放ったり、私たちユーザーを犯罪者扱いしてCCCDを
導入したavexの社長/会長が、今のレコード協会会長を勤める依田某である事も、忘れない方がよいよ?
ところで今回の件、変なこと言ってる音楽家もいたのでurlを出してみる。
『Happenings』http://www.ff.iij4u.or.jp/~nobuzoh/happenings.shtml
"世話になってるメーカーさん達の存続のために日本盤買って恩返し。
ってことかな、おれの立場としては。"
この人の世話になってるメーカーは、CCCDなんて絶対プレスしない良心的なとこなんだろね。
少なくとも音楽仕事にしてるんならCCCDがどれほど粗悪か、分かるだろうに。
- 日本盤が出ていないマイナーな洋楽CDに関しても、業者が自粛的に輸入しなくなるおそれがある。
これは法律になってみないと分かりません。でも、法律になってからじゃ遅いね。
だってお店にもなくなっちゃうんだから。
- 個人輸入しようとしても、税関で止められる恐れがある。
正直税関の役人だって忙しいし、全部チェックしてられないからとりあえず差し止めなんてよく
ある話。基本的に役人あてにならないしね。
ああ疲れた。以上のことを踏まえて雑文書き散らそうっと。そしてリネ2をサボる私...